元々、私自身がアトピー肌だった為、肌がコンプレックスで、大学時代はとにかくサロンやエステの美容にお金をかけていました。
友達からは、「化粧に疎い由美子」と言われるくらいだったので、ただただ肌を綺麗にしたかったという思いでしたね。
そんな中で成人式のメイクをしたときに、化粧品が肌に合わず、メイクをとった後の肌がボロボロになってしまって・・・それ以降メイクをすることはありませんでした。
その後、社会人になって某生命保険の事務員として働いていました。
その時ストレスで、元々敏感だった肌にトラブルが増えてしまって、昔から色々な化粧品を使ってはダメだった中で、皮膚科にある化粧品を使うようになったんです。
それが今、皆さんにご紹介している化粧品との出会いでした。
ですので、始めは仕事という感覚は全然なくて、ただ自分がキレイになりたいという気持ちだったんです。
その時、ちょうどその化粧品メーカーが自分に合うメイクの方法やカラーなどの研修をやっていたので、仕事の帰りに自分磨きとしてレッスンをはじめました。
それをやっていく中で私自身が変化していったんです。
友達にもどうしたの?と声をかけてもらえるようになって・・・
その変化がきっかけで、自分自身が使っている化粧品をお友達や他の人にも知ってもらいたい、という気持ちになっていきました。
そして、私が紹介して使ってもらう以上はキレイになってもらいたい!
そんな気持ちから、人にマッサージをしてあげる方法や、それぞれに合ったメイクやカラーの勉強を始めたんです。
そうです。
はじめはOLを続けながら、自分磨きプラスお友達を綺麗にしてあげよう、という趣味感覚で美容の勉強をしていました。
4年後、27歳の時にこの仕事一本でやっていこうと独立を決め、今に至ります。
私の場合は不安はそれほど感じず、ダメだったらまた働きに出ればいい、と思っていました。
このお仕事じゃないとダメ!というように切羽詰まったような感覚ではなく、一度チャレンジしてみたい、という20代の勢いがあったかもしれませんね(笑)
むしろ、このお仕事で食べていけなければダメだ・・・という気持ちで会社を辞めていたら、今のように動けてはいなかったかもしれません。
今は上の子が10歳と下の子が1歳8か月ですので、子育てをやりながらということになりますね。
お家サロンですので、10時からはじまって大体17時くらいまではお仕事をします。
その後、子供のお迎えがあればお迎えをして、家事をして、また、6時半くらいから夜のお客様がいらっしゃればお仕事をする、という感じです。
お仕事内容は、レッスンや既存のお客様のお手入れ、そして最近はビューティアドバイザーさんに教えることが多いです。
私の場合は本当に良かったことだらけです。
もちろん自分が努力しないと安定した収入は得られないお仕事ですが、自分さえ元気でやっていけば一生現役で頑張れるというのが一つ。
もう一つは女性だからこそ、時間のコントロールができる有難さというのを実感しています。
一概には言えませんが、女性は男性に比べて人生において環境の変化が本当に多いと思うんです。
独身の時、結婚した時、子供が出来たとき、両親の介護をする時、等その時々で大きく生活が変わっていくと思うんです。
やらなくちゃいけないことも多くて、その中で男性と同じように働きに出るというのは、とても難しいことだと感じていました。
でもこのお仕事を私自身が独身の時から始めて、結婚し、出産し、環境が変わる中でも、自分の生活に合わせてお仕事を続けていられるんです。
そういう面で本当に良かったと感じています。
女性のパワーというのは、私は男性よりすごいと思っていて、
恵まれた環境の中でも常に自分のことは自分ででき、自立していることが一番幸せなことだと感じます。
「お金」「健康」「愛情」
この三つがバランスよく出来ていること、これが一番大事だと私は思っています。
「お金」に関しては、人に頼り切った経済力ではなく、自立していること。
「愛情」というのは、異性に対してだけではなく、友人や周りの人との関係も大事にできていること。
そして、「健康」でいる事。
仕事ばかりしていてお金がいくらあっても、自分の体が辛ければ他人に愛情を与えることはできないと思います。
3つのバランスを兼ね備えているのが、私は絶対この仕事だと思っています。
ビューティアドバイザーというのは、キレイになることで前向きになれ、生き方を考えて、自分力をつけられる。
人をキレイにするというお仕事の中で、私の最終目的は、人をプロデュースして自立した女性になってもらうということなんです。